WiMAXについて調べてたら「WiMAX 2+」という新サービスが発表されていた

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UQ WiMAX
photo credit: Masaru Kamikura via photopin cc

 この記事について:乗り換え先としてWiMAXが気になったのでホームページを見てみたら、「WiMAX 2+」というサービスが提供されることが発表されていたので、WiMAX 2+の利用について考えてみました。

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はじめに

もうすぐ利用から2年を迎えるイー・モバイルGP02ですが、他社への乗り換えとしてWiMAXが気になったのでホームページを見ていました。そうしたところ、「WiMAX 2+」というサービスの提供が開始されることがUQコミュニケーションズから発表されていました。

このサービスは2013年10月31日からサービス提供が開始されるようで、「下り最大110Mbps」というのは魅力的ですね。ただし、これまでWiMAXは速度制限が無いことがウリでもあったようなのですが、今回発表されたWiMAX 2+はちょっと様子が違うことがわかりました。

ホームページを見ながら、UQお客様サポートセンターにも問い合わせつつ、WiMAX 2+の利用について考えてみました。

なお、以前整理したイー・モバイルの速度制限についての記事はこちらからどうぞ。

WiMAX 2+には速度制限がある!?

WiMAX 2+には速度制限があることがこれらの記事から伺えます。

具体的な制限条件はどうなっているのか、さらに公式ページで確認してみると・・・、WiMAX 2+対応製品のページに速度制限についての情報がありました。

2013/11/02追記
速度制限に関する情報が別のページに記載されていることを確認しました。

この記事の以降の具体的な速度制限に関する情報は、記事投稿日である2013年10月2日時点の参考情報としてお読み頂きますようお願いいたします。

最初に少し予備知識を整えてみる

まずは、イー・モバイルの速度制限について調べた時のように、通信速度、接続回線などの基本的な情報を整えてみます。

WiMAXの通信速度はどうなっているのか

  • WiMAXは、下り最大40Mbps
  • WiMAX 2+は、下り最大110Mbps
  • au 4G LTEは、下り最大75Mbps

WiMAX 2+対応製品HWD14はどの回線に接続できるのか

HWD14には、ノーリミットモード、ハイスピードモード、ハイスピードプラスエリアモードという3つの通信モードを備えています。

  • ノーリミットモードは、WiMAXが利用可能
  • ハイスピードモードは、WiMAXとWiMAX 2+が利用可能
  • ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX 2+とau 4G LTEが利用可能

接続の優先度はどうなるのか

UQお客様サポートセンターに問い合わせた結果、判明しました。

  • ハイスピードモードは、(1)WiMAX 2+→(2)WiMAX
  • ハイスピードプラスエリアモードは、(1)WiMAX 2+→(2)au

ここがポイント

  • ノーリミットモード、ハイスピードモード、ハイスピードプラスエリアモードの3つの通信モードは端末上で選択可能
  • ノーリミットモード+ハイスピードモードの利用は、月額3,880円(2年契約・自動更新)
  • 申し込み不要でau 4G LTEが利用可能なLTEオプションが付いてくる
  • ハイスピードプラスエリアモードで接続を行った場合は、LTEオプション料金月額1,055円が発生する

※2年契約の契約期間は、課金開始日の属する月の翌月を1ヶ月目としてから24ヶ月間のことを指します。

[ 参考 ]

速度制限はどうなっているのか

ここまでで下り最大速度、接続回線、接続の優先度が判明しました。次に、速度制限を見ていきます。

UQコミュニケーションズによれば

ハイスピードモードあるいはハイスピードプラスエリアモードに関して、次のように速度制限を定めています。

※2 ハイスピードモードにおいて、課金開始日を含む月の翌月を1ヶ月目として、24ヶ月間は、通信速度制限は実施しません。ただし、「ハイスピードプラスエリアモード」による通信量の合計が月間7GBを超えた場合、その月の「ハイスピードモード」での「WiMAX 2+」の通信速度が128Kbpsに制限されます。また、当日を含まない直近3日間の「ハイスピードモード」での「WiMAX 2+」および「ハイスピードプラスエリアモード」での通信量が1GB以上となった場合の通信速度制限は2015年4月以降適用になる可能性があります。

※6 ハイスピードプラスエリアモードにおいて、「ハイスピードモード」での「WiMAX 2+」および「ハイスピードプラスエリアモード」での通信量の合計が月間7GBを超えた場合、同月末まで「WiMAX 2+」および「LTE」の通信速度を128Kbpsに制限させていただきます。また、当日を含まない直近3日間の「ハイスピードモード」での「WiMAX 2+」および「ハイスピードプラスエリアモード」での通信量の合計が1GB以上となった場合、混雑エリアにおいて速度制限をさせていただきます。

[ 出典 ]

まとめると

これらの内容とUQお客様サポートセンターに問い合わせた結果をまとめると次のようになりました。

利用期間 通信モード 制限条件 制限時間 備考
利用期間問わず ノーリミットモード 速度制限なし
利用期間問わず ハイスピードモード(WiMAX 2+) ハイスピードモード(WiMAX 2+)とハイスピードプラスエリアモードの合算が直近3日間で1GB以上 一切の詳細は未定 2015年4月以降実施の可能性あり
1~24ヶ月 ハイスピードモード(WiMAX 2+) ハイスピードプラスエリアモードが当月で7GB超 当月末まで
25ヶ月~ ハイスピードモード(WiMAX 2+) ハイスピードモード(WiMAX 2+)とハイスピードプラスエリアモードの合算が当月で7GB超 当月末まで
利用期間問わず ハイスピードプラスエリアモード ハイスピードモード(WiMAX 2+)とハイスピードプラスエリアモードの合算が直近3日間で1GB以上 制限時間は未定 混雑エリアにて実施
利用期間問わず ハイスピードプラスエリアモード ハイスピードモード(WiMAX 2+)とハイスピードプラスエリアモードの合算が当月で7GB超 当月末まで

ここがポイント

  • 直近3日間の通信量による制限の詳細がブログ投稿日時点では不明
  • ハイスピードプラスエリアモードで接続した場合、たとえ24ヶ月以内であっても、ハイスピードモード(WiMAX 2+)が当月末までの制限の対象になり得る
  • ハイスピードモード(WiMAX 2+)で接続した場合、たとえハイスピードプラスエリアモードで接続していなくても、ハイスピードプラスエリアモードが当月末までの制限の対象になり得る

WiMAX 2+の賢い利用方法を考えてみる

ここまでWiMAX 2+というサービスの中身を見てきましたが、WiMAX 2+の賢い利用方法を以下の4つの場面を想定して考えてみました。

1. 何としても当月の通信量による当月末までの制限や追加の料金負担は避けたい

このような場合、まずはハイスピードプラスエリアモードをどうするかです。
au 4g LTEにつながるというのはWiMAX 2+あるいはWiMAXより広域のエリアで接続が可能であることを意味しますが、接続した時点で月額1,055円が発生します。また、利用期間を問わず、ハイスピードプラスエリアモードでの接続はハイスピードモード(WiMAX 2+)の当月末までの制限の対象になり得ます。

これを回避するための方法は、ただ1つ。

  • ハイスピードプラスエリアモードでは接続しない

これによって、1~24ヶ月目まではハイスピードモード(WiMAX 2+)が当月の通信量による当月末までの制限の対象になることはありません。ただし、ハイスピードプラスエリアモードで接続しないということは、広域のエリアを捨てることを意味します。

つまり、最大限ハイスピードモード(WiMAX 2+)を活かすためには、申し込み前にエリアを確認しておくことが必要になるでしょう。

2. WiMAX 2+もWiMAXも入らない場所で接続できないと困る

このような場合はハイスピードプラスエリアモード(au 4g LTE)での接続しか選択肢はありませんので対応策としてはただ一つ。

  • WiMAX 2+もWiMAXも入らない場所でのハイスピードプラスエリアモードによる接続は1ヶ月あたり7GBに抑える

これによって、広域のエリアはカバーできます。ただし、ハイスピードプラスエリアモードは接続した時点で月額1,055円が発生します。また、1~24ヶ月目まではハイスピードプラスエリアモードでの通信量が当月で7GBを超えると、WiMAX 2+圏内であっても、ハイスピードモード(WiMAX 2+)での接続が当月末までの制限の対象となります。

つまり、最大限ハイスピードモード(WiMAX 2+)を活かすためには、まずはハイスピードモードが圏外であることを事前に確認した上で、ハイスピードプラスエリアモードを一時的に利用するのが良いでしょう。

3. 2年契約満了後はどうするか

UQお客様サポートセンターによれば、仮に2年契約を自動更新した場合でも利用期間はリセットされることなく25ヶ月目が始まります。

つまり、ハイスピードプラスエリアモードでの接続を避けていたとしても、25ヶ月目からはハイスピードモード(WiMAX 2+)での接続によってハイスピードモード(WiMAX 2+)自身が当月末までの制限の対象になり得ます。

これを回避するための方法は、ただ1つ。

  • 2年契約の満了と共に解約し、他のWiMAXプロバイダーを渡り歩く

WiMAXというのはUQコミュニケーションズが提供するUQ WiMAXの他に、WiMAXプロバイダーが提供するWiMAXのサービスがあります。ISP(インターネットサービスプロバイダー)や家電量販店がUQコミュニケーションズの回線を借りて、自社サービスとして提供しているというものです。(UQコミュニケーションズ(2013年9月21日 (土) 02:38 UTC) – Wikipedia

例えば、大手プロバイダーのniftyでは次のようなWiMAXのサービスを提供しています。

「2年契約の満了と共に解約し、他のWiMAXプロバイダーを渡り歩く」というのは、それぞれ別々の会社でWiMAXサービスの解約と契約を行うことになりますので、新しく契約したWiMAXサービスは利用期間1ヶ月目から始まります。

つまり、それぞれ別々の会社で2年ずつ最大限ハイスピードモード(WiMAX 2+)を活用することができます。ただし、解約や契約の手続きは自分自身で行うことが必要なため、契約期間の確認や乗り換え先の各WiMAXプロバイダーのサービス内容や料金を確認しておく必要があるでしょう。

4. 25ヶ月目からもそのまま使い続ける場合は

2年契約満了時に特に申し出がなければ、2年契約は自動更新となります。その場合、利用期間が25ヶ月目に入りますが、WiMAXが使えなくなる訳ではありません。25ヶ月目からは、ハイスピードモード(WiMAX 2+)の当月末までの制限の条件が「ハイスピードプラスエリアモードが当月で7GB超」から「ハイスピードモード(WiMAX 2+)とハイスピードプラスエリアモードの合算が当月で7GB超」に変わるだけです。

素直にそのまま使い続ける場合は、次の通りです。

  • 25ヶ月目からは、必要に応じてハイスピードモードあるいはハイスピードプラスエリアモードを使い、制限の対象になった時点でノーリミットモードを利用する

7GBの速度制限を迎えても、その後は下り最大40Mbpsのノーリミットモードが使えますので、ノーリミットモードの速度に不満が無ければそのまま使い続ければいい訳です。

おわりに

今回、現在利用しているイー・モバイルからの乗り換えを考え始めたところでたまたまWiMAXの新サービスの発表がありました。

これまで速度制限が無いことがウリであったWiMAXも今回の高速通信では速度制限が導入されていました。でも、WiMAXは「速度制限が無いことがウリ」ですからね。年月が経てば速度制限の条件や内容が変わっているかもしれません。

UQコミュニケーションズも柔軟に対応する可能があることを示唆しています。

これで一応WiMAXについても情報整理ができたのですが、乗り換えようかどうか迷ってきますね。
速度以外にも、エリア、料金、契約期間と契約解除料、端末のバッテリーの持ち具合など、様々な検討要素があります。利用場面に応じた最適なサービスを選択したいですよね。

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