発展それとも衰退?WiMAX2+の拡大でWiMAXが無くなる!?

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photo credit: くーさん via photopin cc

 この記事について:WiMAX2+の拡大によってWiMAXからWiMAX2+へ取って代わりサービスがより進化していくのでしょうか、それとも・・・。

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はじめに

最近、モバイルルーターの契約更新や携帯電話の機種変更をしていた関係で、いろいろとサービスの詳細を調べることが多いのですが、WiMAXユーザーあるいはWiMAXの加入を検討している方にとって重要な情報があることがわかりました。

既に2013年7月時点で判明していることだったんですね。

速度制限が無いというウリが少し変わってきた

速度制限が無いことがウリのWiMAXですが、WiMAX2+というサービスの登場によって状況が少し変わってきました。

それでも下り最大40MbpsのWiMAXはこれまで通り速度制限なく使うことができるのが現状です。私もイー・モバイルの契約を更新しようか、解約してWiMAX2+ではなくWiMAXを契約しようか迷いました。

実はWiMAX2+の拡大はWiMAXが縮小、消滅することを意味していた

「WiMAXならいいかもしれない」という思いも変わってきた

WiMAX2+はサービスエリアの狭さが気になったのでイー・モバイルからの乗り換えには至らなかったのですが、WiMAXならいいかもしれないとちょっと思っていました。

しかし、「WiMAXならいいかもしれない」という思いも「WiMAXも何とも言えないな」という思いに変わってきました。

なぜなら、将来的にWiMAXがWiMAX2+にすべて取って代わってしまうことで、WiMAXが無くなるんだと思い始めたからです。

何を根拠に「WiMAXが無くなる」なんてことを言っているのか

総務省のホームページにある「広帯域移動無線アクセスシステムの高度化のための特定基地局の開設計画の認定」という報道資料から読み取ることができます。

別紙1のPDFファイル、最終ページの16ページをご覧ください。「(参考5)BWAの高度化に関する開設計画の申請概要」というタイトルのスライドがあるかと思います。左側UQコミュニケーションズと書かれているのがUQ WiMAXのことです。WiMAX R2.1AEと書かれているのが、いわゆるWiMAX2+サービスのことですよね。WiMAX2+が順次拡大していく予定であることが図から読み取れます。

 (参考5)BWAの高度化に関する開設計画の申請概要(UQコミュニケーションズ)

(参考5)BWAの高度化に関する開設計画の申請概要(UQコミュニケーションズ)(出典:総務省 広帯域移動無線アクセスシステムの高度化のための特定基地局の開設計画の認定 申請及び審査の概要 別紙1 P16)

でも、ちょっと待ってください。平成27年(2015年)9月からはWiMAXは縮小し、平成30年(2018年)4月からはWiMAXが無くなるとも読み取れませんか?

 (参考5)BWAの高度化に関する開設計画の申請概要(UQコミュニケーションズ 平成27年以降)

(参考5)BWAの高度化に関する開設計画の申請概要(UQコミュニケーションズ 平成27年以降)(出典:総務省 広帯域移動無線アクセスシステムの高度化のための特定基地局の開設計画の認定 申請及び審査の概要 別紙1 P16)

つまり、WiMAX2+が順次拡大するということは、代わりにWiMAXが縮小、消滅することを意味するんじゃないのかということなんです。

WiMAX2+がどのように拡大していくのかは公式に発表されているけど

WiMAX2+がどのように拡大していくのかは、UQコミュニケーションズによる2013年9月30日のニュースリリースでも言及されています。

このたび2013年7月に新規周波数20MHzの割当を受けたことに伴い、既存の30MHzとあわせ、連続した50MHzの周波数を有効活用し、「WiMAX」と「WiMAX 2+」の一体的な展開により容量拡張と高速化を実現してまいります。

[ 出典 ]

この発表ではWiMAXとWiMAX2+が共に展開されるということが読み取れますが、”連続した50MHzの周波数を有効活用”という言葉に着目して、先ほどの広帯域移動無線アクセスシステムの高度化のための特定基地局の開設計画の認定の別紙1、16ページ目の一番下の図を見てみましょう。

いかがでしょうか。どう見ても「WiMAXはWiMAX2+にすべて取って代わり、WiMAXが無くなる」って読み取れてしまいませんか?

より高速になっていくことは良いことだと思いたいけど

なぜWiMAXが縮小、消滅していくことに悲観しているのか

もしかすると「WiMAXが無くなっても、WiMAX2+なら速度もどんどん早くなるし、使えるエリアが拡大していけばいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

なぜ、私がWiMAX2+が拡大しWiMAXが縮小、消滅していくことに悲観しているのかと言えば、結果として速度制限がより拡大していく可能性があるからです。

速度制限が課せられるサービスが拡大していく可能性

現時点では、利用1ヶ月目から24ヶ月目においてWiMAX2+の当月の通信量によるWiMAX2+の当月末までの速度制限はありません。
ただし、直近3日間でWiMAX2+とau 4G LTEの合算1GB以上によるWiMAX2+の速度制限がありますよね、2015年4月以降に予定されています。それから、利用25ヶ月以降はWiMAX2+とau 4G LTEの当月の通信量合算7GB超によるWiMAX2+の速度制限が予定されています。

つまり、直近3日間で1GB以上や2年目以降に当月7GB超で速度制限が課せられるサービス(WiMAX2+)が拡大していき、制限のないサービス(WiMAX)が縮小されていく状況が起こり得るということです。

まずは2015年にWiMAX2+サービスの拡大、WiMAXサービスの縮小が起こった時、そして、2018年にWiMAXがWiMAX2+にすべて取って代わった時に、直近3日間あるいは当月7GB超の通信量による速度制限はどうなっているのかは重要なポイントになるかもしれませんね。

おわりに

私はイー・モバイル3Gユーザーとして2013年8月に下り最大速度が42Mbpsから21Mbpsに変更された時に、保有する有限の帯域を活用するためには速度制限を伴う高速のサービスが拡大していき、速度制限の無い(緩い)サービスが縮小されていくという経験をしました。WiMAXも同じような状況が起こるかもしれませんね。

WiMAXユーザーあるいはWiMAXの加入を検討している方にとっては、やはり2015年と2018年の動向には注目でしょう。

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